レーザー超音波可視化検査裝置 ( LUVI-SC1 )

基本仕様:  
品 名: レーザー超音波スコープ
型 式: LUVI-SC1
可視化範囲: 視野角55°(±5°)
チャンネル数: 2CH
被検体までの距離: 0.1m~2m
走査周波数: 最大2kHz(200×200点の走査は最速20秒)
超音波発生レーザーパワー: 最大2mJ、波長1064nm YAG パルスレーザ
パルス幅: 2ns
A/Dサンプリング・レート: 最大250MS/秒
表示画像: 超音波伝搬動画像、Bスコープ像(速度像)、最大振幅分布画像、Aスコープ波形、その他
特殊機能: 検査記録自動作成機能(エクセル表)
動画ファイル(AVI)自動作成機能
検査体ウェブカメラ画像スーパーインポーズ機能
伝搬映像異常点ガイド光表示機能
検査対象: 半導体基板、薄板金属、セラミックス、樹脂、複合材等の亀裂、腐食、ボイド、剥離等
検査対象: 0~100mm程度(金属の場合)
検出欠陥サイズ: 最少0.1mm(金属厚さ5mmの場合)
   
構成  
計測ユニット寸法: W275×H225×D375(mm)
                 質量: 14.2kg
タッチパネル: TFT液晶5.7inch VGA 32,000色
光学ステージ寸法: W440×H500×D515(mm)
                  質量: 24.5kg
電源ユニット寸法: W275×H140×D345(mm)
                 質量: 6.7kg
   
消費電力  
AC100V 50/60Hz 350W  
   
ソフトウェア仕様  
計測条件設定: レーザー走査領域簡易設定機能、超音波受信条件簡易設定機能
動画映像: 試験体写真画像をスーパーインポーズ(リアリティのある超音波伝搬映像)
静止画: 最大振幅図(2D、3D)、到達時間分布図、試験体写真(レーザー走査枠付き)
ガイド光表示: 検査体表面に超音波映像の異常箇所をスポット表示、レーザー走査枠表示
データ出力機能: 簡易レポート(EXCEL)、波形データ、各種JPG画像
 
オプション
レーザープローブ(非接触受信用)
超小型パルサーレシーバ(欠陥深さ測定用)
動画ファイル(AVI)自動作成機能
計測データ検索・閲覧機能
 
用途:
・非接触走査・非接触受信できるので、曲面部、段差部、狭あい部などの複雑形状部を伝わる超音波を可視化して
欠陥を検出することができます。
・レーザーとガルバノスキャナー、レーザー超音波レシーバーの組合せにより完全非接触で高速走査、微細な検査が可能です。
・計測ステージおよびレーザー発振器部がそれぞれモータードライブによる前後左右の移動調整と、レーザー発振器内臓の
ポリマーレンズのレーザー焦点距離を電動調整することができます。
・電子デバイス・精密部品などの微小傷検査、疲労損傷、部品内部欠陥、溶接部の欠陥、複合材の剥離・亀裂等の検査、
波動伝搬メカニズムの解明、超音波探触子の性能評価、構造体健全性評価、材料評価などに使われています。